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ミントティーさんからの質問にお答えします。
(先週も生徒さんに説明したばかりで、よく話すことです)
長くなりますので、興味のある項を読んでみてくださいね☆

◆一個飛ばしの譜読み
Q:音をドミソ・・、レファラ・・と一個飛ばしで数えた方が譜読みは早くなるの?
A:そうとは限りません。音が読みにくい時、一個飛ばしで読むと確かに少しは速くなりますが、数えている時点で「譜面をタテ」に読んでしまっています。

◆譜面を横に読む
Q:「横に読む」ってどういうこと?
A:五線譜には線と間がありますね。それを平行の方向に、前後と比較して読むことです。
逆に「タテに読む」とは、次に発音する音を右手・左手と一音ずつ確かめて弾くことです。もちろん音の多い和音などの場合、その認識も使いますが、前後と比較しない分、譜読みに時間がかかり、テンポ感にも欠けてしまいます。

ポイントと練習方法などは<続き>で・・・
◆譜読みのポイントは?
初心者の多くは2部形式の曲をよく練習すると思います。
その為、ポイントを抑えると、だんだん譜読みが楽になってきます。
①弾く前に
・同じ(似ている)フレーズを見つけておく
 ⇒指使いも似ているので、認識するだけでも上達が早くなります。
・調性/テンポ/繰り返し記号/臨時記号の有無/複雑な指使いを把握しておく
②弾き始めたら
・1小節(2小節、4小節…)ごとに譜面を読む。
慣れてきたら、見る範囲を広げていきます。
一音ずつ確かめる(タテに読む)のではなく、出来るだけ先まで目が行くようにしていきましょう。
デモのCDなどがあれば、聴きながら譜面を追うだけでも初めは参考になります。速い曲はそれだけと遠くまで、横に譜面を見なければ弾けないことに気づくはずです。

◆練習方法は?
・上記のことをまず認識するクセをつけます。
・小楽節(4小節が多い)ごとに見る・聴く習慣をつけましょう。

◆トレーニング例(聴くこと)
レッスン内で「オーラルテスト」をしています。書くことに囚われがちな聴音ではなく、口頭で実施します。
2つのフレーズの違い(リズム、音程)を答えたり、模聴奏(聴いた音を弾く)を取り入れています。特にフレーズを感じて聴くと「一つのフレーズ」に対する集中力が出てきます。

<まとめ>つい、一音ずつを確かめがちですが、「音楽は時間芸術」と言われるように流れも大切です。ピアノでやるのが難しければ、まず歌ってみることでも構いません。フレーズの長さ・モチーフを意識できると、譜読みも楽になりますよ。
・・・長くなりましたご意見ご感想お聞かせくださいね。
テーマ:ピアノ
ジャンル:音楽
コメント
とてもためになるお話で、食い入るように読みました。ありがとうございます。
初見の練習をはじめたのですが私の場合、譜面を縦に読んで音階を記憶して弾いているようで音符が多くなると弾いている隣の音符しか読めません。
初見演奏をする人は音符の量にかかわらず先を読めるのでしょうか。もしかしたら音形を記憶して弾いているのですか?
さらに質問になってしまい申し訳ありません。気が向いたときに話のネタとして、お答えいただけたら嬉しいです。
2006/06/18(Sun) 11:20 | URL | おっとー | 【編集
こんばんは!良い質問ですね☆
「音符の量」が多いほど難易度は上がりますが、初見に強い人は以下のようなことが得意なはずです。
①「メロディー」「ベース」「カウンターメロディー」「和声の構成音」とそれぞれの音の役割を見分けることができます。
⇒落ちても差し支えない音の見分けが付くので運指が難しい場合に省いたり、見る量が多い場合に重要なところから読んでいくことができます。メロディーが落ちてしまうと、何の曲なのか伝わらないですよね。初見で最後まで弾くには、その構成を考えて弾くと良いでしょう。自ずと表現も変わってきます。
②全調のスケールや半音階、アルペジオなどの基礎練習を積んであると曲の中で応用がききます。(調性や運指で戸惑ったりはせず、臨時記号や特徴のある部分に集中できます。)
③楽譜を見たときの印象が、上達するにつれて変わってきます。楽譜を見ただけで指の形(和音など)がパッと反射的に作れるようになってきます。「指の記憶」とでも言えば良いのかしら?例えば、「ドミソの和音」は鍵盤がなくてもなんとなく形を作れますよね?その形の記憶が練習の中でどんどん蓄積されて譜読みも早くなっていきます。

・・・とこんな感じでしょうか。
「遊び弾き」のつもりがいろんな曲を知ると、いつの間にか上達したりもします。どんどん興味のある曲にチャレンジしてみると良いと思います。頑張ってくださいね!(長くてスミマセン)
2006/06/18(Sun) 19:31 | URL | かずこ⇒おっとーさん | 【編集
かずこさん、こんばんわ。

とても丁寧に教えてくださり有難うございました。ゆっくりじっくり読ませていただきました。

楽譜を横に読む・・・の意味が良く分かりました。初見でパッと弾けるような曲は確かに横に読んで弾いてます。そして、明らかに初見では弾けないような私にとっては難しい曲はタテに読んでいます。

こういう呼び方があるのをはじめてしりました!

「オーラルテスト」(この言葉もはじめて知りました。)は娘が毎回レッスンの最後にやっています。うちの場合は書くのが苦手だったので、もう少し口頭で答えています。私も一緒に考えていますが、耳がついていけずになかなかついていけませんが。歌う事もやはり必ずやっています。まず、歌うから入るようで。
この前、私にも「歌ってください」といわれて、恥ずかしながらも歌いました。あぁ、こういう練習は大人でも必要なんだ・・・と感じました。

長文でゴメンナサイ。

2006/06/18(Sun) 21:01 | URL | ミントティー | 【編集
コメントありがとうございます。

なるほど、練習のイミがわからないと大人にとっては恥ずかしい部分があるかもしれませんね。

でも、ラッパを吹く人が呼吸法をするように、歌う人が腹筋を付けるように、ピアノの練習にもピアノを弾くこと以外に必要な要素はあるのです。
娘さんといっしょに堂々と、おっきな声で歌ってみてください。吹っ切れると楽しくなってくると思いますよ☆
2006/06/19(Mon) 10:10 | URL | かずこ ⇒ミントティーさん | 【編集
この質問、今まで「いっぱい弾きなさい」としか教えてもらえませんでしたが、初めて理由がわかりました!「指の記憶」! なるべく多くの音形を記憶しておいて、なるべく脳に負荷をかけずに弾けるようにするためなのですね。
かずこ先生。お答えくださって、ありがとうございました。
2006/06/19(Mon) 23:27 | URL | おっとー | 【編集
19日のコメントありがとうございます。
レス遅くてごめんなさい。。
理解して頂けて嬉しいですi-237
最近、教えるのにも活かせるので助かっています。アドバイスをするつもりが、自分の脳の活性化(?)というか整理につながっています。
2006/06/24(Sat) 18:43 | URL | かずこ⇒おっとーさん | 【編集
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